2011,3,11
あれから二年・・・・
当たり前の日々が決して当たり前ではないこと、
自分に出来ることは何かと
日本中が世界中が考え、行動したあの時・・・・
私達
花組は直後の東京公演で
正直、節電の中、煌々と照明を使いきらびやかな舞台を
するべきなのかどうか・・・・迷いの中
公演が決行する以上、私たちに出来ることは何かと
お稽古後の夜も、次の日のお稽古前の朝もみんなで話し合い
せめても終演後の募金活動をしたい!!!!
と、ローテーションを組み
退団公演でもあるにかかわらずゆうさん(真飛さん)は毎日立ちたいと願い出てくださり
終演後にロビーで活動をさせていただきました
複雑な気持ちで迷いの中、迎えた初日のお客様からのたくさんの想いのこもった拍手をいた
だいたときに
公演して、良かったんだ！!!
と、泣きそうに心が震え
あの時の劇場中のお客様と組子の想いが一つになった感動は今も忘れられません
終演後の募金では
「公演してくれてありがとう」「元気をいただきました」「震災後はじめて笑顔になれました」
とたくさんのお言葉をかけてくださり
こちらこそ、
この様な状況の中お越しくださりありがとうございました
と感謝の気持ちと、日々公演出来ることの有り難さを感じた
一生忘れない公演です
退団し、東北を訪れた時
約二年が経つのにまだまだ被災地の厳しい現状を目の当たりにした時に
改めて自分の出来ることは何かと強く感じました
『私のダーリン』公演中も
募金箱を設置していただけないかとお願いしたところ、
ロビーに設置してくださるそうです
是非皆様、観劇の際には
ご協力のほど宜しくお願いいたします
一日も早く
東北の皆様に幸せいっぱいの笑顔がたくさん溢れることを祈ってます
